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整理する中で見えてきたこと、東信地域の事業者さまへのヒントをお届けします。
集客のヒント
クラスが多い教室の「選べない」をなくす見せ方

年齢やレベル、曜日ごとにクラスを用意している教室は少なくありません。通う人に合わせて選べるようにと、クラスを増やしてきた方も多いと思います。
ところが、クラスを丁寧に用意しているほど、ホームページを見た初めての人から「どのクラスがいいですか?」と聞かれることが増えていく。そんなことはないでしょうか。
選べないのは、クラスが多いからではありません。選ぶための材料が、初めての人に届いていないからです。この記事では、クラス紹介の書き方、入口の示し方、料金の見せ方の3つについて、具体的な例を交えながらお話しします。
初めての人に見えているのは、名前と曜日と時間だけ

たとえば、ホームページのクラス一覧がこうなっていたとします。
キッズクラス 火曜 16:30〜17:20
ジュニアクラス 木曜 17:00〜17:50
一般クラス 土曜 10:00〜11:00
教室にとっては、それぞれのクラスの違いははっきりしています。対象の年齢も、レッスンの内容も、進み方も違う。けれど、その違いは教室の方の頭の中にあって、ページには書かれていません。
初めての人に見えているのは、クラスの名前と曜日と時間だけ。これでは、どれが自分に合うのかを判断しようがありません。迷ったまま「また今度考えよう」とページを閉じてしまう人もいます。
見せ方1:クラスごとに「どんな人向けか」を書く

まず取り組みたいのは、クラスごとに「どんな人に向いているか」を書くことです。先ほどの例なら、こんなふうに変わります。
キッズクラス
こんな方に:英語に初めて触れる年長〜小学2年生/歌やゲームで楽しく英語に慣れたい方
内容:歌やゲームを通して、英語の音やあいさつに親しみます
火曜 16:30〜17:20
向いている人を書くときは、経験・年齢・目的の3つを軸にすると整理しやすくなります。「初めて」なのか「経験がある」のか、「小学生」なのか「大人」なのか、「楽しく慣れたい」のか「英検合格を目指したい」のか。読む人が自分を当てはめやすい言葉で書くのがポイントです。
クラス名そのものを、中身が伝わる名前にするのも一つの方法です。「キッズ」より「はじめての英語クラス」、「一般」より「日常会話クラス」「英検対策クラス」のように、名前を見ただけで対象がわかると、一覧の段階で迷いが減ります。名前を変えるのが難しければ、名前の横に一言添えるだけでも十分です。
また、「キッズクラスで英語の音に慣れたら、ジュニアクラスで読み書きへ」のように、クラス同士のつながりを一言添えておくと、先の見通しが立って安心につながります。
見せ方2:「迷ったらここ」を1つ示す

向いている人を書いても、クラスが並んでいるだけでは、まだ迷う人がいます。そこで、クラス一覧の前に「初めての方の入口」を1つだけ示しておきます。
初めての方は、まず体験レッスンへ。
年齢や英語の経験をお伺いし、簡単なレベルチェックをしたうえで、合うクラスをご案内します。
すべてのクラスが同じ重さで並んでいると、読む人は自分で正解を選ばなければならないように感じます。「迷ったらここ」が1つあるだけで、選ぶ責任を一人で抱えなくてよくなる。それが、最初の一歩を踏み出しやすくしてくれます。
教室側にとっても、体験を入口にすることには良さがあります。実際に会って、英語のレベルや目的、通える曜日を伺ったうえで案内できるので、合わないクラスに入って続かなくなる、ということも防げます。ホームページだけですべてを判断してもらおうとせず、「決めるのは会ってから」と割り切ることも、立派な整理の一つです。
見せ方3:料金は「自分の場合いくらか」がわかる形に

料金も、項目が多い教室ほど伝わりにくくなります。たとえば、こんな料金表です。
入会金:○○円
月謝:キッズ ○○円/ジュニア ○○円/一般 ○○円
教材費:○○円(年1回)
英検対策講座:別途
項目ごとに見れば正確でも、初めての人は「で、自分の場合は結局いくら?」を自分で計算しなければなりません。ここで手間がかかると、問い合わせるか、ページを閉じるかのどちらかになってしまいます。
そこでおすすめなのが、よくあるケースを例にした「料金の目安」を添えることです。
例:小学1年生・週1回(キッズクラス)の場合
入会金 ○○円 + 月謝 ○○円 + 教材費 ○○円 = 初月 ○○円
あわせて、教材の買い替えや検定の受験料など、後からかかる費用があれば「いつ・どのくらい」かかるのかも書いておきます。後から知らされる費用は不安につながりますが、最初から見えていれば、納得したうえで始めてもらえます。
残った迷いは、よくある質問で先回りする

クラスと料金を整理しても、初めての人の中にはまだ小さな迷いが残っています。振替はできるのか、見学だけでもいいのか、英語がまったく初めてでも大丈夫か、途中から入ってもついていけるのか。
こうした質問は、普段の問い合わせでよく聞かれるものほど、初めての人が迷っているポイントです。聞かれるたびに答えていることを、よくある質問としてページにまとめておくと、読む人は安心して申し込めますし、教室側のやり取りの手間も減っていきます。
並べる順番は、読む人の気持ちに合わせて

3つの見せ方を整えたら、最後に並べる順番を確認します。初めての人の気持ちに沿うと、こんな流れが自然です。
どんな教室なのか
初めての方の入口(迷ったらここ)
クラス紹介(どんな人向けか)
料金の目安
よくある質問
体験レッスンの申し込み
「伝えたい順」ではなく、「読む人が知りたい順」に並べる。この考え方は、「"何を書けばいいかわからない"を解決する、整理の考え方」でも詳しくお話ししています。あわせて読んでいただくと、ページ全体の整理にも役立つと思います。
選び方を渡すことが、いちばんの案内になる
クラスを増やすことも、料金を細かく分けることも、通う人のことを考えた結果だと思います。だからこそ、その想いが初めての人にも届くように、選択肢を減らすのではなく、選び方を一緒に渡してあげる。それだけで、ホームページはぐっと案内上手になります。
クラスの見せ方を整理していくと、教室の方ご自身が「このクラスは、誰のためにあるのか」を改めて見つめ直すきっかけにもなります。今の案内のままで大丈夫か迷ったら、そのままの状態で見せてください。Terasutoでは、クラスや料金の見せ方を一緒に整理するところからお手伝いしています。
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