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整理する中で見えてきたこと、東信地域の事業者さまへのヒントをお届けします。
制作事例
SAKU音広場プロダクション様 想いを言葉にするまで

「演奏者と地域をつなげたい」
地域で音楽イベントを企画・運営されているSAKU音広場プロダクション様から、そんなご相談をいただきました。今日は、最初の提案がしっくりこなかったところから、サイトのコンセプトが固まっていくまでの過程をお伝えします。
最初のご提案への反応は微妙でした

最初にお作りしたコンセプトシートとサイトマップを見ていただいた時、あまりピンと来ていない様子が伝わってきました。活動の説明はできていても、その奥にある想いまでは、まだ言葉にできていなかったのだと思います。
最初のヒアリングでは、限られたメンバーの方からお話を伺う形でまとめてしまっていたため、団体全体で共有されている想いや、他のメンバーの方々が実際に感じている熱量や視点が、うまく反映できていませんでした。
メンバー全員に、あらためて話を聞く

そこで、メンバーの皆さんに、あらためてお話を伺うことにしました。お話ししやすいように、事前に問いかけを用意し、それぞれの言葉を丁寧に拾っていきました。
話を重ねる中で見えてきたのは、「生の音楽に日常的に触れている人だけが知っている感動を、もっと身近な場所に届けたい」という、団体全体に共通する想いでした。皆さんが語る言葉が、少しずつ重なり合っていく過程は、聞いていてとても印象的でした。
見えてきたサイトコンセプト
こうして固まったのが、「心がほどける、ひと時をともに」というコンセプトです。単なる「音楽の支援」ではなく、次のような3つの価値として言葉を整理しました。
環境に関わらず、誰もが「本物」に出会える機会をつくる
子どもたちの豊かな感性への、一生ものの投資になる
音を通じて人と人がつながる、しあわせな街づくりにつながる
さらに、団体を応援してくださる方々にも、演奏経験のある方、子育て世代の方、地域福祉に関わる方など、いくつかの異なる層がいることが見えてきました。それぞれの層に響く言葉を整理し、サイト全体の構成に落とし込んでいきました。
このコンセプト設計・サイト戦略をまとめたスライドをお見せしたとき、団体の皆様が「自分たちの活動には、こういう価値があったんだ」と、あらためて言語化・整理の意味を実感してくださった瞬間が、とても印象に残っています。
公開後の反応
サイト公開から1週間で、300件近くの閲覧をいただき、さっそくお問い合わせも届いたとのことでした。想いが言葉として形になったことで、活動に興味を持ってくださる方に、きちんと届き始めているのだと感じています。
まとめ
想いはあるのに、うまく言葉にできない。そんなときこそ、関わる全員の声を丁寧に伺うことが、遠回りに見えて一番の近道なのだと、この事例を通して感じました。
同じように「活動の価値をどう伝えればいいかわからない」と感じている事業者様や団体様がいらっしゃれば、ぜひ一度お話を聞かせてください。
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